もしもし、
あわいゆくころ
2020年より、かもめマシーンでは「電話演劇」として、電話回線を用いた1対1の演劇作品を発表し、早稲田大学演劇博物館で行われた『ロスト・イン・パンデミック展』でも取り上げられるなど、コロナ禍を経た新たな演劇の形として大きな注目を集めてきました。第三弾となる『もしもし、あわいゆくころ』は、震災後・陸前高田に移住した美術家・作家瀬尾夏美による『あわいゆくころ』をテキストとした作品。瀬尾が書き記した現地での感覚・現地の人々の声を、俳優が、電話回線を通じて上演します。
会場となる定禅寺グリーンベルトには、仙台在住の建築家・白鳥大樹による特設の「電話ボックス」を設置。ここを訪れた観客は、電話ボックスの中に置かれた電話から、俳優の声に耳を澄まします。また、今回、俳優が同時間にパフォーマンスを行う「ライブ上演」と、録音された音声に耳を澄ます「録音上演」を用意。
『あわいゆくころ』の言葉を、東日本大震災から11年の月日を経た現在を生きる私たちに電話回線を通じて届けます。
公演日時:
2022年6月24日(金)〜6月27日(月)
<ライブ上演> 12時半〜、14時〜、18時半〜、20時〜
<録音上演> 15時半〜、17時〜
会場:
東京エレクトロンホール宮城前・定禅寺グリーンベルト (地図)
上演時間:
35分
チケット料金:
ライブ上演 2,000円
録音上演 1,000円
予約:
6月10日(金)19時より予約受付開始
https://moshimoshiawaiyukukoro-sendai.peatix.com/
※Peatixが使えない場合、
info.kamomemachine@gmail.com
にて予約を承ります。
上記Peatixのページから最新の予約情報をご確認の上、
・ご予約希望日時
・お電話番号
・お名前
をお書き添えの上お申し込みください。
後ほど、ご予約確認メールをお送りし、予約完了となります。
また、チケット料金は、当日、受付にて現金でお支払いください。
ただし、メールでのお申込みの場合、
確認までに最大1日の時間を要し、
その間に予約枠が埋まってしまうことも考えられます。
大変恐縮ですが、確実に予約されたい場合、Peatixをご利用ください。
クレジット
テキスト| 瀬尾夏美『あわいゆくころ』(晶文社)
吉田恭大『光と私語』(いぬのせなか座叢書)
構成・演出| 萩原雄太
出演| 清水穂奈美
舞台監督| 伊藤新(ダミアン)
美術| 白鳥大樹
黒電話制作| 立原充泰
制作協力| 清水聡美
助成|
公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団
公益財団法人 セゾン文化財団
後援| 仙台市
製作| 合同会社かもめマシーン